
このような質問に答えていきます。
本記事の内容
NFTアートのメリットとデメリット
NFTアートを始めてみたいけど、デメリットがありそうで不安・・と悩む方も多いかと思います。
メリットと同じくらい、デメリットも理解するのが大切。
結論、この記事で両方とも確認できます。
当記事では、NFTアートのメリットとデメリットを解説しています。これからNFTアートを始めようと思っている方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
NFTのデメリット
NFTの主要なデメリットは次の3つ。
- 詐欺が多い
- 現時点で、日本の市場は小さい
- 相場が安定しない
ひとつずつ確認しましょう。
詐欺が多い
一番のデメリットは「詐欺が多いこと」です。
これには2つの要因があります
- 法整備が進んでいないこと
- 技術的に初心者には扱いが難しいこと
具体的な事例でいうと、こんなものがあります。
- 初心者に始め方などを教えるふりをして、アカウントのパスワードを聞き、仮想通貨とNFTを抜き取られる
- 一見すると公式サイトに見えるページにユーザーを誘導し、ログイン画面にパスワードを入力させ、データを抜き取る
- 運営事務局と偽ってメールでデータを送付し、ウイルスを感染させ、PCをのっとる
またこれらの被害にあったとしても、現時点で保障はありません。
取引所がハッキングされた場合、運営企業から保障がある場合もあります。
一方、自分のウォレットから抜き取られた場合は保障ゼロと考えておくべきです。
金融庁の公式アカウントでも注意喚起をしていて、リスクは決して低くありません。
暗号資産や詐欺的なコインに関する相談が増えています。出会い系アプリ等をきっかけとした暗号資産の詐欺や悪質商法にご注意ください。暗号資産交換業者は金融庁・財務局への登録が必要です。
利用する際は下記登録事業者か確認してください。https://t.co/GS8m8pR8KO#仮想通貨 #暗号資産— 金融庁 (@fsa_JAPAN) December 22, 2021
自分の身は自分で守るのが原則
現状、仮想通貨を扱う上では避けて通れないポイントです。
被害にあっても誰も助けてくれない。だからこそ、自衛する方法を確認しておきましょう。
仮想通貨やNFTの業界では『DYOR』という言葉があります。
DYOR:Do Your Own Research
『人を信用するな。周りは詐欺師だと思え。自分で調べて、自己責任でやってくれ』
適切な対策を知っておくべきなのですが、対策も含めて自分でリサーチする癖をつけることが重要。
今このように第三者のページでやり方を調べていることが詐欺に引っかかる第一歩となり得ます。
とはいえ、これだとどうしてもハードルが高くなります。
個人的には第三者の情報を2~3サイトで比較するのがおすすめです。
信用できる消費者庁などのサイトで勉強するのもありです(消費者庁の公式ページはこちら)
日本は市場が小さく、遅れている
日本市場はまだまだ小さいです。
いまNFTアートを買っているのは、ほとんどが海外のコレクターでしょう。
- 日本では人気クリエイターの作品でも売り切れない
- 海外の暗号資産取引量は国内の数十倍~数百倍
ただ、欧米のトレンドは遅れて日本にやってきます。
いずれは日本でもNFT市場が盛り上がるようになると思いますが、現時点ではまだまだ小さい。
だからこそ、今から始めておくことがおすすめですね。
相場が安定しない
暗号資産は価格が大きく変動します
ETH速報:Krakenで一時的にイーサリアムが146%の暴落となり、700ドル(73000円)を記録。5分で13000ETH売りが原因の模様#イーサリアム #仮想通貨 #Ethereum #墨汁うまい #ETH #DeFi #Kraken #暗号資産 pic.twitter.com/ylo78Gv7Oq
— 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) February 22, 2021
当然、暴落する場合もあります。
余裕資産の範囲内で運用するのは鉄則です。目安としては総資産の5-10%ほどで十分かと。
NFTのメリット
まずNFTのメリットは次の4つ。
- クリエイターの新しい収入源となる
- 購入履歴にプレミアがつく
- 新しい投資先として魅力的
- 収益以上の学びと経験が得られる
ひとつずつ見ていきますね
クリエイターの新しい収入源となる
NFTはクリエイターの新たな収入源となります。
しかも、メタバースと相まって市場規模は相当大きくなると予想されています。
引用元:BIZ GROW
アーティストは最も恩恵をあずかる職種の1つになるかと。
クリエイターを起点とした経済が出来るといわれていて、非常に注目されています。
アーティストとしての職業がより一般的で現実的なものになるかと。
海外の取引額は半端じゃない
そうはいっても、結局は一握りの人の話なんでしょ?と思うかもしれませんが、そんなことありません
NFTの市場規模は非常に大きく、海外では1つの作品が億円単位で売買されることがあるほどです
BAYCやCryptoPunksは数百万円、数千万円の作品が多数あり、日々驚きもなく取引されています。
また、NFTアートの市場全体も1年間で数倍に膨れ上がっています。
2020年に約300億円程度だった市場規模も2021年9月までに約1.5兆円を超えたとされ、通年では6〜7倍の成長を遂げつつあります。
引用:東洋経済オンライン
将来性としては現時点でピカイチ。
購入履歴が残せる
NFTアートは購入履歴が残ります。つまり、過去に誰が買ったかわかります。
例を1つ。
GENERATIONSの関口メンディーさんがイケハヤさんのCryptoNinjaというコンテンツを購入されたんですね。イケハヤさんがこれを取り上げ、それについてメンディーさんがツイートしています。
これ嬉しすぎて鬼リピしてまってる件、、、
NFT業界を震撼させた「関口メンディー事件」の記録(興奮) - イケハヤ @ihayatohttps://t.co/m10hZoCPUB#Voicy
— 関口 メンディー (@mandy_s_mandy) September 29, 2021
著名人が購入したNFTは価格が高騰する場合が多く、CryptoNinjaもこれで更に知名度が上がりました。
そして、関口メンディーさんが購入した履歴は半永久的に残るということがポイント。要するに、購入履歴が作品の価値を高めることになります。
メンディーさんのファンからすると、メンディーさんが買った作品を買ってみたいですよね。
あるいは、メンディーさんと同系統作品を持ってみたいと思うので、人気が上がるんです。
過去履歴も含めて、そのアートが持つ価値となります。
新しい投資先として魅力的
NFTは億円単位で取引され、変動も大きいことから投機先として注目されています。
つまり「NFTを安く買って高く売ることで利益を出そう」ということです。
こちらについても、海外の膨大な取引量に対して日本はまだまだ控えめ。
実際に日本人アーティストはまだまだ世界で知名度が低い状況です。
とはいえ、新しい投資先としては魅力的です。
取引額が大きいということは、それだけ注目度も高まるので、一度火が付いたコレクションは爆発的に売れます。
クリエイターにとっては、一獲千金のチャンスになっています。
収益以上に得られるものが大きい
NFT市場も消費者もまだまだ成長途中です。
その過程で参入することは非常に大きな学びがあるんですね。
- コミュニティや世界観で価値が生まれる新しい仕組みが生まれる経緯を追える
- おおくの人が試行錯誤をしているので、成果に依らず経験値がたまる
- 先行者が少ない業界で、どんなアクションをすれば成果が上がるのかがわかる
- 未開拓の市場で切磋琢磨する仲間が出来る
僕も実際にたくさんのことを学んでいます。
市場が成長中の今だからこそ、今やりはじめる価値が大きいです。
今だからこそ得られる経験をしよう
さて、この記事のまとめです
NFTのメリットとデメリット
【デメリット】
- 詐欺が横行している
- 日本の市場はまだ小さい
- 価格が安定しない
【メリット】
- クリエイターにとって大きな収入源となる
- 購入履歴が半永久的に残る
- 投資先として魅力がある
- 収益以上の価値がある
NFTはまだまだ整備が整っていませんが、それは今後解消されていくため、徐々にデメリットがなくなり、メリットが増えてきます。
それを見越して、今から動いておくといいんじゃないかなと思います。今だからこそ得られる経験があるはず。
そんな感じで、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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